創業明治36年。京都うね乃のお出汁は、化学調味料などの添加物を一切使用せず上質な天然素材を使い、自然の恵みに感謝した製品づくりを心がけています。

また、京都のおいしい水が支える京料理に多く使われる出汁は昆布が基本ですが、うね乃ではお客様のお店で出されている料理にあわせてマグロ節、かつお節、さば節など一番あうオリジナルのお出汁をお届けしています。 北海道の利尻の倉庫で寝かせた昆布を、京都の蔵でさらにひと夏越させて、2年をかけて丁寧にお作りしています。

時間をかけて丁寧につくられる、かつお節

日本人の健康のルーツ

出汁のための昆布は95%が北海道でとれます。これらの食材は江戸時代以降、明治中期までの「北前船」が日本海を経由し、京都を含む上方に運びました。2013年の統計によると北海道で採れる昆布の消費都市日本一は内陸部の京都であり、そして5位までは近畿・北陸の都市が占めています。当時の流通によって手に入れた食材がずっと関西のお出汁と食文化を支えています。

お出汁は、日本人のアイデンティティであり、初めての離乳食にお出汁を使うことが多いのも、それだけ文化として根付いているからです。デトックス効果や整腸作用があることも科学的に証明されていて、体を整えてくれます。