京都と学ぶ
「脱炭素」
Q都に関心のある皆さまへ
別紙脱炭素を学ぶヒントは、
京都の文化や暮らしの中に
Q都スタディトリップの新たな探究領域として「脱炭素」が加わりました。
「なんで、脱炭素をテーマに?」と思われるかもしれませんが、京都はもともと自然とともに生きる知恵や、環境にやさしい文化や習慣が受け継がれてきたまちであり、さらに「京都議定書」の誕生の地としても積極的に地球温暖化対策に取り組んできた背景があります。
そして、2022年11月に「脱炭素先行地域」に選ばれた京都市では、2050年までにCO2排出量を正味ゼロ(ゼロカーボン)にするという目標のもと、京都の事業者さんや京都に住む人々がさまざまな京都らしい脱炭素のアクションをはじめ、それらの取り組みが徐々に広がってきているのです。
京都にあふれる、ゼロカーボンアクションに出会う
京都市では、ファッション、まちづくり、食文化など、さまざまな分野で「脱炭素」に関連する取り組みが増えています。こうした取り組みからは、私たちの身のまわりの暮らしや仕組みなどを見つめ直すヒントをもらうきっかけになります。
「なんでだろう?」と疑問や関心をもったことから「私たちはなにを大切にしていきたいのか?」を考え、行動の一歩目を踏み出していく。その繰り返しが未来を少しでも変える兆しにつながるかもしれません。
※1「脱炭素先行地域」・・・2030年度までに民生部門の電力消費に伴う「CO2排出実質ゼロ」を実現する地域のこと。京都市では、この取り組みを通じて、地域課題を解決し、住民の暮らしの質の向上を実現することを目指しています。
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使用済衣服の回収&
循環プロジェクト -
四条通をサステナブルな
シンボルへ -
里山や地域循環について
知る機会の創出 -
レスキュー野菜の
地域での販売 -
地域での生ごみ堆肥の
活用推進プロジェクト -
環境負荷の
見える化プロジェクト
※上記の中には実証が終了したプロジェクトも含まれます。これらの取り組みに関する最新情報を知りたい方はこちらから https://doyoukyoto2050.city.kyoto.lg.jp/projects
なんで?がいっぱい、
脱炭素版「Q」リスト
京都には長い歴史の中で、人びとがさまざまな願いを叶えようとしてきたアイデアの数々があります。
ここでは「Q(なんでだろう?)」という問いを入り口に、
脱炭素に関する取り組みをおこなっている事例から学んでいきます。
Qマップ
「Qリスト」の各ページ内で紹介されている「Qスポット」が地図上にまとまっています。
京都で旅の計画を立てるときの参考に活用してください。
京都と学ぶ「脱炭素」の活用イメージ例
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旅前
京都と学ぶ「脱炭素」ページを使って探究
脱炭素に関して調べたい、学びたい、という際の参考素材として活用してみて、もし目に留まったキーワードや、「なんで?」と思うことがあったらぜひ調べてみよう。気になる取り組みやQスポットを発見する機会になるかも。
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旅中
京都に着いたら、脱炭素のQスポットへGO
京都で自由に散策できる時間があるならば、ぜひ脱炭素版Qスポットへ行ってみよう。実際に現地に行くことでしか味わえないこと、体験できないことから学びが深まっていくはず。視察や体験の事前予約が必要かどうかは、それぞれのQスポットのページで確認することを忘れずに。
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旅後
学びや気づきを、みんなで振り返る
自分自身が気づいたことや感じたことを振り返りつつ、一緒に行動した人など数名で話してみよう。いろいろな観点での発見や感想に触れられることが、学びをより奥行きのあるものにしてくれるかも。
さらに、「持ち帰った学びが、どのような行動のヒントになるか?」も考えられると、脱炭素の学びがグッと身近なものに。
脱炭素アクションシート

脱炭素アクションシートは、どのようなアクションが脱炭素につながるかを「知り」、取り組みたいアクションを「考え」、実際に「やってみる」ためのワークシートです。
- 修学旅行で京都に訪れるときに
- 授業の中で脱炭素について学ぶときに
- 日常の中でなにから実践したらいいか迷うときに
さまざまなシーンでぜひ活用してみてください。
EVで脱炭素の
Qスポットめぐり
EV(電気自動車)は、電気を動力源とする車です。走行中にCO2や排気ガスを出さないため、環境に優しく、空気を汚さない点が特徴です。世界では再生可能エネルギーと組み合わせてさらにクリーンな移動手段とする取り組みが進んでいます。
一方で、EVを動かす電気が石炭や石油で作られている場合、その過程でCO2が出てしまうという課題があります。また、EVをもっと便利にするには、「充電する場所をたくさん作ること」や「使い終わった電池をもう一度使えるようにする工夫」が大切です。これらが進めば、EVはもっと身近で環境にやさしい選択肢になります。
京都市では観光地として環境を守るために、電気で走るEVバスの導入や、EVタクシーの増加など、EVの導入が進んでいます。京都市の中心部は道路が狭く、交通量が多いので、EVの普及はなかなか簡単ではありませんが、地域の企業やまちの人々が協力しながら取り組みを進めています。
地球を守るための選択肢のひとつであるEV。私たちがこれからの暮らしをどのようにつくっていきたいかを考えるきっかけとして、ぜひ体験してみてください。
お問い合わせについて
Qスポットへの
訪問予約について

掲載しているQスポットへの訪問予約は、
各スポットの注意事項に基づいておこなってください。
EVタクシーの
貸切予約について

修学旅行で
旅行代理店にお問い合わせください。
修学旅行以外で
エムケイ株式会社 外商部にお問い合わせください。
注意事項:Q都スタディトリップや各Qスポットについての質問や体験予約は、タクシー会社では受け付けておりません。
モデルプランの
体験について
Coming Soon
「京都と脱炭素」の事例を
もっと知りたい!と思ったあなたに
2050 MAGAZINE
「2050年CO2排出量正味ゼロ」という目標に向けて、企業や学校、お店やクリエイター、そして市民の方々が、京都と世界の豊かな暮らしを守るために、さまざまな活動をスタートしている中で生まれている「変化」をお届けするウェブマガジン。
https://doyoukyoto2050.city.kyoto.lg.jp/脱炭素京都
京都市の脱炭素先行地域の概要や、「京都の文化・暮らしの脱炭素で地域力を向上させるゼロカーボン古都モデル」の創出に向けての取り組みなどの情報を発信するポータルサイト。
https://zerocarbonkyoto.city.kyoto.lg.jp/持続可能な都市文明の構築を目指す京都宣言
2017年12月、地球環境京都会議2017(KYOTO+20)おいて、パリ協定が掲げる今世紀後半の「温室効果ガスの実質排出ゼロ」の実現に向けた「2050年の世界の都市のあるべき姿」等を盛り込んだ宣言文
https://www.city.kyoto.lg.jp/kankyo/page/0000229986.html